同窓会だより第6号

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名古屋大学法科大学院同窓会・会報

同窓会だより 第6号
平成26年8月1日
発行:名古屋大学法科大学院同窓会幹事会

 
1 同窓会だより第6号発行にあたって
 本年3月末に名古屋大学法科大学院を修了された会員は第9期修了生にあたり、第10期という二桁の大台も目前となってまいりました。
 それに伴い会員数も大幅に増加し、平成26年5月末時点で、総会員数は657名(特別会員含む)と、600名を超えるまでに至っております。
名古屋大学法科大学院同窓会幹事会は、これからも会員同士の交流の場を設けていくと共に、広く会員の皆様に同窓会の活動をご理解し、一層のご協力をいただくべく、本『同窓会だより』を発行してまいります。
 今後も皆様のご協力を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。
 
2 「第8回同窓会総会兼司法試験受験者慰労会」のご報告
 第8回同窓会総会(兼司法試験受験者慰労会)が、平成26年5月31日、名古屋大学東山キャンパス内レストラン「花の木」にて開催されました。
本年度の総会にも、新たに本会の会員となった9期修了生の方々を中心に、各修了期の会員の方々に参加していただき、盛大な会となりました。

ガイダンスの様子


 
(1) 修了生向けガイダンス
 総会に先立ち、司法試験受験を終えた修了生に向けて、試験後の過ごし方等についてのガイダンスが開かれました。
 ガイダンスでは、昨年司法試験に合格し、現在、司法修習を行っている5名の会員から、試験直後から合格発表までの過ごし方、司法修習に向けた準備、就職活動や公務員などの採用試験についてなど、受験を終えたばかりの修了生が関心を持っている様々な分野についての話がなされました。さらに、法科大学院、CALE、愛知県弁護士会から、修了生を対象とした各種企画の案内もなされました。

不破佳介会計による昨年度会計報告


 
(2) 総会のご報告
 昨年度の同窓会の活動全般について、伊佐治佑介会長より報告がなされ、その後、幹事会で組織する各チームから、具体的な活動内容の報告がなされました。
 また、昨年度の同窓会会計について、不破佳介より報告がなされ、出席会員の承認を得ました。
 続いて、同窓会幹事の選出が行われました。8期修了生までの幹事が昨年に引き続き選出されると共に、9期修了生の幹事として、田中香里、成瀬洋二、石田峻一郎の3名が新たに選出されました。
 そして、本年度の同窓会の会長として伊佐治佑介、会計として不破佳介(いずれも4期修了生)が、昨年度に引き続き、会員の承認を受け選出されました。

 
(3) 司法試験受験者慰労会
 総会終了後には、司法試験受験者の慰労を兼ねて懇親会が開催されました。
 懇親会には、特別会員の先生方や現在名古屋大学法科大学院で教鞭をとられている教員の方々にもご参加を頂き、受験生の慰労と共に会員同士や会員と先生方との親睦を図ることができたものと思われます。


3 同窓会会長就任のご挨拶

平成26年度名古屋大学法科大学院同窓会
           会長 伊佐治 佑介

 昨年に引き続き同窓会会長の職を拝命いたしました。当同窓会も9年目を迎え会員数も飛躍的に増加し、活動の幅もより一層広がっております。

近年は特に、公務員や民間企業等、法曹以外の進路でご活躍されている方々も多数いらっしゃいますので、そのような分野で活躍されている会員の皆様との交流及び修了生に対する多様な進路への就職支援にもよりいっそう力を入れて取り組んでいきたいと考えております。
 他方、法科大学院及び若手法曹を取り巻く環境は厳しい現状ではありますが、当同窓会としましては、会員の皆様及び法科大学院と協力関係をより深め、会員同士の交流を図りつつ、社会に貢献できる人材育成の一助となりたいと考えております。
 当同窓会では、会員の皆様のご要望・ご意見をいつでも受け付けておりますので、ご要望等ございましたら、同窓会幹事まで遠慮なくご連絡頂ければと思います。今後とも、皆様のためになる同窓会を目指し改善を図っていく所存ですので、会員の皆様には是非ご支援、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

4 「平成25年司法試験合格祝賀会」のご報告
 平成25年司法試験合格祝賀会が、平成25年9月14日(土)、東天紅にて名古屋大学法科大学院との共催で開催されました。
本年度も、101人という多数の会員の方々にご参加頂き、祝賀会は盛大にとり行われました。合格者も全合格者40人中37人が参加するという高出席率でした。
 修了生はもちろん、教員や非常勤講師、そして、特別会員の方々にご参加頂き、多数の合格の祝辞と激励のお言葉を頂くことができました。本年度合格者も喜びをあらためてかみしめている様子でした。
 また、二次会にも約80名が参加し、会場がいっぱいだという嬉しい悲鳴が聞かれるほどでした。ご参加いただいた本年度合格者以外の会員にとっても、会員同士あるいは先生方との交流を図ることができる有意義な機会となったことと思います。


5 「法曹以外の進路ガイダンス2013」のご報告
 平成25年9月23日、名古屋大学法学部第一講義室にて、法科大学院との共催で、「法曹以外の進路ガイダンス 2013」が開催されました。
 当ガイダンスは、昨年開催された「民間企業への就職ガイダンス」での参加者からの意見・要望を踏まえ、対象とする進路を民間企業以外にも広げ、開催されたものです。
 初めに、法科大学院長の鈴木先生から、「法科大学院の目的は、社会のニーズに応える法律の専門家を育てることであり、社会のニーズは法曹三者に限らない」「公務員、企業その他の団体は法律の専門家を必要としており、法律の専門家を育てる場である法科大学院で学んだ修了生にはチャンスがある」とのお話を賜りました。
 その後、法学部就職相談室担当の中野先生から、法科大学院生の就職について総論的なお話を賜り、また、裁判所事務官に就いた第5期修了生、不動産会社法務担当者に就いた第7期修了生から、自身の体験を基に、就職活動の進め方や、現在の職場・仕事について、お話しいただきました。終わりに、法科大学院就職・キャリア支援委員会委員長の下山先生から、同委員会の活動をご紹介いただきました。
 当日は、法科大学院の在学生(1年生から3年生まで)、修了生(4期から8期まで)合わせて21名の方に参加いただき、参加者の多くが進路選択の参考となる情報を得ることが出来たと感じられました。
 同窓会は、今後も、法曹以外の進路へ進まれる方々のためにも、支援・企画を行っていきたいと考えております。

6 在校生向け勉強会のご報告
 さる平成26年4月5日(土)、名古屋大学法科大学院同窓会勉強会チーム主催により、同法科大学院の新入生を対象とした勉強会「法解釈の理論を身につける」が開催されました。
同勉強会は今年で3年目の開催となり、今年の参加者は約40名でした。勉強会の内容は、法科大学院での学習及び法曹実務に必要な法解釈の理論を、法の支配と三権分立という憲法理論から説明した上で、具体例をもとに身につけていただくというものでした。
また、同日には、主に在校生を対象とした勉強会「法解釈の理論と実践」も実施されました。
同勉強会の参加者は約20名でした。勉強会の内容は、法解釈において考慮されるべき諸要素を法規範に盛り込む方法等、やや発展的なものでした。
いずれの勉強会も、参加者は熱心に講師の話を聞いてくださり、また、勉強会終了後には積極的に質問に訪れてくださいました。

※合格祝賀会のご案内
今年も例年どおり、平成26年司法試験合格祝賀会を開催させて頂くこととなりました。同会は、例年、ほとんどの合格者の方に出席していただいており、教員の先生方や法科大学院の修了生の方々も多数参加され、合格の喜びを分かち合われております。本年度は、9月13日(土)に、「東天紅 名古屋店」(名古屋国際センタービル25F)において開催する予定です。
詳細については、同窓会幹事から各期の会員毎にご連絡をさせていただきますので、多数の会員の皆様の参加を心待ちにしております。
 

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