学生の国際交流

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海外研修

 名古屋大学法学部では、学術交流協定を結んだ大学の協力を得ながら、法学部生の海外研修を積極的に実施しています。この海外研修では、単なる観光ではなく、現地の大学・裁判所・議会・行政機関の訪問や現地の大学生との交流など、大学の実施する研修ならではのプログラムが用意されており、貴重な経験を積むことができます。
 

海外の長期留学

 法学部生は、毎年35名程が海外の留学先で単位を取得しています。全学の中でも法学部は海外留学をする学生の数が多いことで知られています。法学部の教育方針としても留学による単位を柔軟に認めるなど、海外留学を積極的に進める方向にあります 。海外留学では、現地での多様な経験を通して多文化への適応力を身に着け、現地で語学力を鍛えるなど、これからの学生にとって必要不可欠なスキルの向上も期待できます。名古屋大学海外留学室が運営する全学部・研究科の学生を対象とした大学間学術交流協定に基づく留学プログラムのほか、法学部の学部間協定による米国、スウェーデン、フランスの協定相手大学への派遣プログラム、キャンパスアジアプログラムによる中国・韓国の主要大学への派遣やキャンパスアセアンプログラムによるカンボジア・インドネシア・ベトナムへの派遣留学など、多彩な留学プログラムを用意しています。
 

国際大学交流セミナー

 国際大学交流セミナーは、学術交流協定を締結している外国の大学から、2週間程度、学生を受け入れて実施されるものです。来日する学生たちと名大法学部生が一緒になって、学内外の専門家による講義を受講したり、刑務所や裁判所あるいは企業の見学に行ったり、グループ・ディスカッションを行ったりします。2005年 度にはタシケント法科大学(ウズベキスタン)、ホーチミン市法科大学(ベトナム)、王立法経大学(カンボジア)から10名程度の学生が来日しました。2007年2月には、ウズベキスタン世界経済外交大学、東呉大学(台湾)、カンボジア王立法経大学から学生と先生が来日しました。また、2006年 度 からは、毎年夏休みに、タシケント国立法科大学、カンボジア王 立法経大学、モンゴル国立大学法学部およびベトナム・ハノイ法 科大学、ホーチミン市法科大学内の日本法教育研究センターから20名程度の学生が来日し、日本法夏季セミナーに参加しています。
 

留学生との交流

 名古屋大学法学部・法学研究科では、世界30ヶ国から来た、175名もの留学生が学んでいます(2016年5月現在)。 様々な国からの留学生と国際的友人関係を築きながら学ぶ機会として、法学部プロジェクト「比較法政演習(PSI)」があります。この演 習は、①日本人学生が日本の法律・文化を留学生に教える、②留学生が母国について日本人学生に教える、③日本人学生が海外研修に行く、というもので日本人学生と留学生が、お互いに教え合いながら学ぶところがポイントです。演習は主に英語で行われますが、英語に自信がない学生も大勢参加して楽しんでいます。自分たちで授業内容を考えるので、物事を考える力が鍛えられます。ベトナム、カンボジア、ラオス、ウズベキスタン、モンゴル、ミャンマー、タイ、中国、台湾、韓国、ブラジルなど様々な国の留 学 生と交 流することによって、語学力を磨くこともできます。
 また、留学生を支援するSOLVというサークルがあります。 SOLVは、困っている留学生を支援したり、イベントを企 画したりします。
 名大法学部ならば、国際社会をごく身近に感じながら勉強することができます。
 

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