教育プログラムの概要
1年次前半
対象となる学生の選抜を行ないます。
1年次後半〜2年次前半
中国・韓国法律政治学入門の学習をしながら、英語力を強化し、中国語・韓国語の初歩を習得していきます。
1年次2月〜3月
中国・韓国にて2週間ほど短期現地研修を受けます。大学や企業の見学もします。
2年次前半
長期派遣対象となる学生の選抜を行ないます。
2年次8月〜3年次7月
中国・韓国の大学に留学し、現地での教育を受けます。
必須科目(6科目、中国・韓国とも12単位)を受講するほか、派遣先大学が英語・中国語または韓国語により提供する多様な科目を履修することができます。
この期間に修得した単位については、60単位まで名古屋大学法学部の卒業単位として認定します。
達成目標
特に語学力の面については、卒業時で以下の能力を獲得することを目標にしています。
- 英語
- TOEFL (PBT) 620点、TOEIC 900点
- 中国語(中国派遣の場合)
- HSK筆記 4級
- 韓国語(韓国派遣の場合)
- 一般韓国語能力試験 4級
必須科目の内容
このプログラムでは、派遣期間中に以下の科目を履修することを、プログラム修了に必須の要件としています。
- 入門的な講義
- 法学・政治学それぞれの入門的な内容(各1科目)
- 語学力の養成
- 留学先の言語に関する科目(2科目)
- 国際社会への視野を開く
- 東アジアの法・東アジアの政治に関する科目(各1科目)
教育課程の特徴
教育内容の質の保証
必須科目を含め、参加大学から提供される科目群については、参加大学による「Quality Assuarance協議会」が教育内容や履修状況についてチェックすることを通じて、教育の質の保証が行なわれます。
卒業単位への認定
留学中に派遣先大学で履修した科目についても、可能な限り名古屋大学法学部の卒業単位として認定します。これにより、1年間留学しても卒業時期を遅らせなくて済むように配慮しています。