2014年度演習Ⅰ

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2014年度の学部演習は2年生2名でスタートしました。




前期

自治体行政・政策における基礎的な知識、自治体活動を理解する上での重要文献、各自の問題関心に合わせたテーマの文献の購読を行った。

前期の購読文献

稲継裕昭・山田賢一『行政ビジネス』
安武憲明他『赤池町の財政再建と財政課長・安武憲明』
室山貴義・金井利之『倉敷の町並み保存と助役・室山貴義』
小池和男『聞き取りの作法』
阿川佐和子『聞く力』
伊藤修一郎『政策リサーチ入門』
鈴木直道『やらなきゃゼロ!』
北海道新聞取材編『追跡「夕張」問題 財政破綻と再起への苦闘』
読売新聞北海道支社夕張支局編著『限界自治 夕張検証 女性記者が追った600日』

夏休み

地域振興及び自治体財政の観点から北海道夕張市の調査を行った。6大学混合のグループに分かれ、「極点社会」論への評価、「極点社会」のなかでの夕張市の現状と課題、2040年の夕張市のあり方を各グループで報告・提案し、副市長の前でプレゼンテーション。

後期

参加者が自分の関心に沿ってテーマを設定し、これらの多様な自治体政策を分析し、半年間でペーパーをまとめる。

研究方法の習得と共に、演習時間中に中間報告を行い、それを参加者全員で議論し、内容をブラッシュアップして行く。エビデンスに基づいた議論ができるよう、資料調査・社会調査研究の方法を身につけることを目標としました。

学生の研究論文テーマ

「平成22年度以降、なぜ下呂温泉の宿泊者数はもちなおしたのか」
「どのようにムスリムのインバウンドに対応していくのか」

後期購読文献

苅谷剛彦『知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ』、谷岡一郎『「社会調査」のウソ―リサーチ・リテラシーのすすめ』、『新版 論文の教室 レポートから卒論まで』、武智秀之『政策学講義』)