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永井 學、金井 利之 (編者)、五百旗頭薫(編者)、荒見 玲子、『大飯原子力発電所はこうしてできた――大飯町企画財政課長 永井學調書』、公人社、2015年。

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内容 

 本書は、福井県大飯郡旧大飯町(現おおい町)元助役・永井學氏への聞き取り調査の記録である。
永井氏は1933年に同町(当時は本郷村)で生まれ、町役場に おいて企画財政課長補佐、同課長、収入役、助役などを歴任し、2000年に退職した。
 その間、原子力発電所(関西電力大飯発電所1・2号機及び3・4号機)の受け入れを実務面で担い、併せて振興計画の立案・実施を牽引した。

目次

第一章 はじめに
第二章 苦闘の時期
第三章 原子力発電所1・2号機建設紛争
第四章 大飯町の町勢の飛躍的発展へ向けて
第五章 スリーマイル事故と1号機運転再開
第六章 3・4号機増設問題
第七章 3・4号機増設による振興計画
第八章 町政の安定
第九章 大飯町からおおい町へ
第十章 原子力行政の最前線で
  永井學関連年表
  解説