名古屋大学学生法律相談所

相談にお越しいただく前に

当相談所(以下、法相)に法律相談にお越しいただく前に、必ず以下のことをお読み下さい。

法相で行えないこと

法相では、以下に掲げる内容について行うことはできません

※相談禁止事項に該当する相談の受付

法相では、以下の内容に関する相談は、一切受付けることができません

写真・労働争議・労働組合・国際人道・刑事・税金に関する事件
:労働組合の行動に参加しなければならないか、犯罪行為に該当するか、税金をいくら支払えばよいかといった内容の相談


・弁護士、司法書士その他の専門家が受任中、受任が終了したが同一の事情の下で紛争が継続している事件
:相談を希望される事件について、現在弁護士その他の専門家に相談しているもの、相手との交渉の際に専門家に仲介を頼んでいるもの、過去に同一の事情について専門家に依頼したものなど




・訴訟中の事件(調停中も含む)

:現在、相手方と、裁判所を通して争っている事件など

・緊急を要する事件:2週間以内に何らかの対処が必要な事件

・刑事・行政等罰則規定の適用に関する事件

:刑事事件全般や行政に関わる事件の中でも特に罰則についての相談

例)事業を行うにあたっての許可の要否など

※以下に該当する内容への回答

法相では、以下については相談内容をお聞きした上で回答を差し控える場合があります

  • 損害賠償の具体的金額・訴訟の勝算等、高度に専門的な内容
  • 個人の思想信条の是非等、法律による解決になじまないもの
  • その他、相談員が回答すべきでないと判断したもの

面談以外による回答

法相では相談活動は全て直接面談のうえで行うことになっています。従って、 電話による相談には応じられません。 また、書面・メール等による相談及びお問合せには一切応じられません

斡旋行為

法相では、紛争解決のための特定調停や、特定の弁護士・機関を斡旋することは一切できません
*弁護士に関しては、特定の事務所等を紹介すること等も控えさせていただいています。

金品の受領

当相談所の所員(または準所員)は、相談に関して、報酬及び謝礼その他一切の名目の金品を受領してはならないことになっております。

その他

上に挙げられていない行為でも、所員の判断によってはお断りさせていただく場合があります。

相談にあたって

相談にお越しいただくにあたって、以下のことについてご確認下さい。

回答による損害についての責任

当相談所の回答により発生するいかなる損害に対しても、当相談所は一切責任を負わないこととさせていただきます

法相では、相談員は慎重に回答を行い、また、相談の後には検討会を開き、回答についての妥当性を議論しており、誤った回答が行われないよう努力して おります。また、証拠判断や、判例上・学説上で様々な議論があり、流動的な問題に関する場合などには、その旨を伝え断定的な回答は行わないように注意して おります。

しかし我々は弁護士などとは異なり、法を学ぶ立場の学生が主体となって運営するアマチュア相談所であり、万が一 誤った回答を行い、かつ検討会においてもそれが指摘されなかった場合、発生した損害について責任を負うことはできません。無責任な様に思われるかもしれませんが、「相談活動を通じて生の法律を学ぶ」という当相談所の目的を含め、どうかご理解いただきたいと思います。

そのほか回答について

写真

当日相談内容に関して回答させていただきますが、訂正があれば改めてお越しいただくことがございます。訂正の有無の検討には、1ヶ月程度要する場合がございます。

法律相談は学生が行っておりますので、専門的な内容に関しては回答できない場合がございます。このため、当法律相談所のみの見解に依拠するだけではなく、弁護士等の専門家のアドバイスも受けられることをおすすめします。

相談を円滑に進めるために

相談にいらっしゃる際に、契約書登記簿の写し等の資料(のコピー)をお持ちいただければ、より正確な回答ができます。

受付や相談中に、住所や電話番号などの個人情報を尋ね、また、相談内容に関してメモを取らせていただくことがありますが、これらについての秘密は厳守します
プライバシーの取り扱いも併せてお読み下さい。

事前連絡


 新型コロナウイルス感染拡大に伴いまして、今年度から当面の間、原則予約制で相談活動を行いたいと思います。ご相談予定の方は必ず下記の電話連絡もしくはネット受付を事前に行いますよう、お願い申し上げます。
*電話連絡やネット受付はこちら

電話やネットでのやり取りを通した法律相談には回答できませんのでご注意ください。


Copyright(C) 2008 名古屋大学学生法律相談所 広報局. All rights reserved.