所属は報告当時のものです。また、敬称は略させていただきました。
2010
2010
第五十三回 / 2011年10月8日(土)
- 浦山聖子(日本学術振興会特別研究員)
- 「デイビッド・ミラーとグローバルな分配的正義」
- 山中優氏(皇學館大学)
- 「D・ミラーとF・A・ハイエク:市場における“偶然”への対処法の観点から」
第五十二回 / 2011年5月21日(土)
- 内野耕太郎(海陽中等教育学校教諭)
- 「「契約」の経済学と契約法の経済分析」
- 浅野幸治(豊田工業大学)
- 「完全自由主義の立場から(リバタリアン)の臓器売買容認論と禁止論」
第五十一回 / 2010年12月18日(土)
- 松田恵美子(名城大学)
- 「『馬上法廷』と伝統中国思想」
- 堅田研一 (愛知学院大学)
- 「今村仁司の哲学的人間学と清沢満之」
- 議題:愛知法理研究会50回を過ぎて―研究会運営の回顧と展望
第五十回 / 2010年10月23日(土)
- 山本和志 (名古屋大学)
- 「統治制度の戦略的改革と規則制定権の死文化―法の根本概念についての一考察」
- 高橋広次 (南山大学)
- 「アリストテレスにおける『正』概念の豊意性」
第四十九回 / 2010年5月29日(土)
- 大屋雄裕 (名古屋大学)
- 「アーキテクチャ論の次の課題:国家と法の再検討へ」
- 浅野幸治 (豊田工業大学)
- 「森村流相続権否定論の批判」
2009
2009
第四十八回 / 2009年12月19日(土)
- 土井崇弘 (中京大学)
- 「ハイエクの自生的秩序論に関する一考察 — ルール・進化論・『囚人のジレンマ』問題をめぐる整理と検討」
- 三苫民雄 (愛知産業短期大学)
- 「常識と信頼のネットワーク」
第四十七回 / 2009年6月6日(土)
- 鈴木慎太郎 (愛知学院大学)
- 「自分の体は自分のものだ」から臓器売買は禁止できないのか?—臓器売買論の検討による自己所有権論批判の試み
- 西野基継 (愛知大学)
- 人間の尊厳と人間の生命の考察をめぐって
2008
2008
第四十六回 / 2008年12月13日(土)
- 浅野幸治 (豊田工業大学)
- マカフェリーの相続税廃止論
- 伊藤恭彦氏(静岡大学)
- リベラリズムと税制―マーフィとネーゲルの議論をどう受け止めるか
第四十五回 / 2008年10月25日(土)
- 平手賢治氏 (名古屋学院大学)
- 立憲民主制と政治的リベラリズム批判―自然法論の立場から
- 村林聖子 (愛知学泉大学)
- J. S. ミルにおける他者
第四十四回 / 2008年5月17日(土)
- 稲葉一将氏(名古屋大学)
- 行政法学から見たサンスティーン―Civic Republicanismの意義と限界
- 「名古屋セミナー」予定コメンテーター(五十音順)
- 大森秀臣氏 (岡山大学)・大屋雄裕 (名古屋大学)・瀧川裕英氏 (大阪市立大学)・松尾陽氏 (京都大学法学研究科)学術創成研究「ポスト構造改革における市場と社会の新たな秩序形成―自由と共同性の法システム」との共催
2007
2007
第四十二回 / 2007年10月6日(土)
- 小林智 (名古屋大学)
- 規範創造と解釈学的法理論
- 高橋秀治 (三重大学)
- J・ラズの倫理学的内在主義理論について
第四十回 / 2007年6月2日(土)
- 有冨正剛氏 (岐阜家庭裁判所判事)
- 裁判と意思決定―中村治朗『裁判の客観性をめぐって』(1970年)
- 下川 潔 (学習院大学)
- ヒュームと近代自然法学のエピクロス主義的転回
2006
2006
第三十九回 / 2006年10月21日(土)
- 村林聖子 (愛知学泉大学)
- J. S. ミルとロマン主義
- 松田恵美子 (名城大学)
- 『青鞜』論争から人と法へ
第三十八回 / 2006年5月13日(土)
- 杉本一敏氏 (愛知学院大学)
- U. ノイマン教授の刑法上の立場から
- 鈴木慎太郎 (名古屋大学)
- ジョン・ハリスのサバイバル・ロッタリー批判の試み-功利主義的思考と権利基底的思考の誤用例としての
2005
2005
第三十七回 / 2005年12月10日(土)
- 井上匡子 (愛知学泉大学)
- コミュニティ・ベースのADRがもつ可能性と課題
- 土井崇弘 (中京大学)
- M. オークショットの伝統論―F. A. ハイエク、A.マッキンタイアとの比較検討
第三十六回 / 2005年8月27日(土)
- 統一報告テーマ: ノイマン教授の「人間の尊厳という原理」に関するコメント
- コメンテーター: 高橋広次会員(南山大学)……セミナー概要の説明も含む
- 井川昭弘 (前九州大学院生)・平田丈人 (三重県庁職員)・山田秀 (南山大学社会倫理研究所)・西野基継 (愛知大学)
第三十五回 / 2005年5月21日(土)
- 浅野幸治 (豊田工業大学)
- ロック的但し書き―その含意
- 森際康友 (名古屋大学)
- 実践的法妥当論
2004
2004
第三十四回 / 2004年10月9日(土)
- 三苫民雄 (愛知産業大学短期大学)
- 法哲学者・ビボー(1911-1979)の生涯と業績
- 井上匡子 (愛知学泉大学)
- 『親密圏』の現代的意義と法の役割—配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律(DV防止法)を手がかりに
第三十三回 / 2004年5月29日(土)
- 高橋広次 (南山大学)
- 中庸と思慮の法哲学—アリストテレス法・国家思想の骨格
- 西野基継 (愛知大学)
- 日本における法概念としての人間の尊厳
2003
2003
第三十二回 / 2003年12月6日(土)
- 中山竜一 (大阪大学)
- リスク社会における自己決定と法
- 下川潔 (中部大学)
- ヒュームと近代自然法思想—正義と所有権の起源に関する近代初期の諸理論とヒュームの貢献について
第三十一回 / 2003年10月4日(土)
- 山田秀 (南山大学)
- 伝統的自然法論における社会倫理学と共同善
- 村林聖子 (愛知学泉大学)
- J. S. ミルの「社会」
第三十回 / 2003年5月10日(土)
- 浅野有紀 (近畿大学)
- 契約から結社へ─批判的法学研究の観点から
- 筏津安恕 (名古屋大学)
- ドイツ近代私法学における三つの意思概念の存在と私法理論の対応関係について
2002
2002
第二十九回 / 2002年12月14日(土)
- Stanley L. Paulson (ワシントン大学)
- Continental Normativism and its British Counterpart─How Different are They?
第二十八回 / 2002年10月19日(土)
- 堅田研一 (愛知学院大学法学部)
- 脱構築と法律学
- 樺島博志 (人間環境大学人間環境学部)
- 正義論のパラダイム・チェインジ—9.11のテロの投げかける法哲学的問題について
第二十七回 / 2002年5月11日(土)
- 宇佐美誠 (中京大学)
- 法・和解・正義
- 上本昌昭 (成蹊大学大学院)
- 責任概念の新しい様相—南アTRCを素材として
- 高橋秀治 (三重大学)
- 日本における真実究明と和解の可能性—最近の論壇での議論から
- マイケル・シーゲル (南山ロゴスセンター館長・社会倫理研究所非常勤研究員)
- 謝罪・和解・人間の尊厳
2001
2001
第二十六回 / 2001年12月8日(土)
- 平田丈人 (三重県)
- 地方改革と社会像—補完性原理を中心に
- 毛利康俊 (西南学院大学)
- エミリオス・A・クリストドゥリディスの法理論—ルーマン派システム論の観点からの評価を中心に
第二十五回 / 2001年10月6日(土)
- 大屋雄裕 (名古屋大学)
- 情報化社会論におけるコミュニティ
- 松田恵美子 (名城大学)
- 伝統中国法研究と「人」
第二十四回 / 2001年5月12日(土)
- 近藤岳人 (愛知芸術文化センター)
- 法的妥当性に関する一考察
- 高橋広次 (南山大学)
- グローバル時代における法の多元性
2000
2000
第二十三回 / 2000年12月23日(土)
- 下川 潔 (中部大学)
- ジョン・ロックの正義論
- 森際康友 (名古屋大学)
- 学会総括: 公と私のあり方
第二十二回 / 2000年10月28日(土)
- カール・ウェルマン (法哲学・社会哲学国際学会連合(IVR)名誉理事長・ワシントン大学名誉教授)
- 医師の幇助を受けた自殺の権利を認むべし
第二十一回 / 2000年5月20日(土)
- 筏津安恕 (名古屋大学情報文化学部
- カントの法史における位置
- 高橋秀治 (三重大学人文学部)
- ランディー・バーネットの自由主義—the Structure of Liberty: Justice and the Rule of Law (Oxford, Clarendon Press, 1998)について
1999
1999
第二十回 / 1999年12月11日(土)
- 宇佐美誠 (中京大学法学部)
- 日本法哲学のアジェンダの一断面
- 森際康友 (名古屋大学法学部)
- 公共空間の管理責任
第十九回 / 1999年9月11日(土)
- 村林聖子 (愛知学泉大学コミュニティ政策学部)
- J・S・ミルと都市の法哲学
- 高橋広次 (南山大学法学部)
- NPOと公私の再編
第十八回 / 1999年5月15日(土)
- 高橋秀治 (三重大学人文学部)
- リベラルな社会における個人—R・ドゥオーキンの倫理的法理学によせて
- 山田 秀 (南山大学社会倫理研究所)
- 教育・共同善・自然法—林竹二博士とその周辺
1998
1998
第十七回 / 1998年12月5日(土)
- 村林聖子 (愛知学泉大学コミュニティ政策学部)
- J・S・ミルとベンサム—国民性格への視座
- 西野基継 (愛知大学法学部)
- 人間の尊厳についての若干の考察
第十六回 / 1998年9月19日(土)
- 近藤岳人 (愛知芸術センター)
- 文献紹介「John Finiss,Revolutions and Continuity of Law,Oxford Essays in Jurisprudence, 2nd Series.」
- 井上匡子 (愛知学泉大学コミュニティ政策学部)
- アダム・スミスの道徳哲学と自然法学
第十五回 / 1998年5月9日(土)
- 松田美恵子 (名城大学法学部)
- 伝統中国の法と社会への一試論
- 筏津安恕 (名古屋大学情報文化学部)
- 『失われた契約理論—プーフェンドルフ・ルソー・ボアソナード』をめぐって
1997
1997
第十四回 / 1997年12月13日(土)
- 下川 潔 (中部大学女子短期大学)
- 寛容の根拠について—ロック『寛容に関する書簡』の分析と検討」
第十三回 / 1997年9月6日(土)
- 中村禎克 (北海道大学大学院)
- フィニス理論におけるPractical Reasoning
- 高橋広次 (南山大学法学部)
- 将来世代への責任について
第十二回 / 1997年5月10日(土)
- 出水忠勝 (名城大学法学部)
- ウプサラ学派の周辺
- 森際康友 (名古屋大学法学部)
- 知識・環境・法
1996
1996
第十一回 / 1996年12月21日(土)
- 山口廸彦 (名古屋経済大学)
- 雲南の少数民族を訪ねて
- 高橋秀治 (三重大学人文学部)
- 最近のR・ドゥオーキンの法理論について
第十回 / 1996年9月7日(土)
- 安田信之 (名古屋大学大学院国際開発研究科)
- アジア法の方法
- 山田 秀 (南山大学社会倫理研究所)
- 自然法と共同善
第九回 / 1996年5月18日(土)
- 筏津安恕 (名古屋大学情報文化学部)
- プーフェンドルフとルソー—契約理論を中心としてコメンテーター 中舎寛樹氏(南山大学法学部)
1995
1995
第八回 / 1995年12月23日(土)
- 本城武雄 (名城大学)
- 現代所有権論断想
第七回 / 1995年9月9日(土)
- 宇佐美誠 (中京大学法学部)
- 将来世代への配慮—原理と戦略
- 森際康友 (名古屋大学法学部)
- 環境の哲学—環境問題を生む人間と社会
第六回 / 1995年4月22日(土)
- 西野基継 (愛知大学法学部)
- アルトゥール・カウフマンの法哲学の生成と構造
- 高橋広次 (南山大学法学部)
- 人間の尊厳と人間の責任
1994
1994
第五回 / 1994年12月23日(金)
- 范愉氏
- 中国法哲学の現状と課題備考 研究会の名称を「愛知法理研究会」と確定
第四回 / 1994年9月3日(土) (中部法哲学研究会)
- 高橋秀治
- 'Rights and Individual Well-Being' (紹介)
- 宇佐美誠
- 'Autonomy, Tolaration, and the Harm Principle' (紹介)
第三回 / 1994年4月23日(土) (中部法哲学研究会)
- 平野秩夫
- (平野)法哲学の始・終
- 森際康友
- ジョゼフ・ラズの人と思想(紹介) ジョゼフ・ラズ先生のセミナーの開催に即して
1993
1993
第二回 / 1993年12月4日(土) (中部法哲学研究会)
- 山口廸彦
- 法と宗教の起源
第一回 / 1993年9月18日(土) (中部法哲学研究会)
- 下川 潔
- ヒュームのプロパティ概念
設立準備会・研究会 / 1993年4月17日(土) (中部法哲学研究会)
- 設立の会
- 阿南成一
- 死の法理