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新着・イベント情報

中国人民大学におけるインターナショナルフォーラム参加報告


2013年5月31日~6月3日の期間に中国・北京を訪問し、中国人民大学にて、インターナショナルフォーラムに参加した。本フォーラムは、中国人民大学とインディアナ大学が共催する学生主体の学会で、本年で5回目の開催ということだった。インディアナ大学の学生は、サマープログラムの一貫として本フォーラムに参加していた。そのサマープログラムとは、インディアナ大学の学生が4週間にわたり中国人民大学に滞在し、中国法を学ぶものだそうである。すなわち本フォーラムは、サマープログラムの参加者に各国の学生を加え、国際性を増した学会と位置づけることができる。日本からは、名古屋大学から2名、早稲田大学から1名、一橋大学から1名の計4名が参加すると共に、フォーラムには、スイスやモンゴル、南アフリカなど、多様な国々からの参加者が見られた。

フォーラムは午前セッションと午後セッションに分かれ、午前セッションでは5人の発表者がそれぞれ20分程度の時間を使い、環境問題に関わる法律問題や、欧州人権裁判所でのインターンシップの報告まで、幅広いトピックに関し報告した。報告後の議論では、中国人民大学及びインディアナ大学の教授陣から多くの質問があり、予定時間を超過する活発な議論がなされた。

午後のセッションは全体を二つのグループに分け、並行して合計4つのセッションが持たれた。それぞれに、法と権利、法と教育、法と交易、法と社会という大枠のテーマが割り振られ、各セッション4人〜5人の発表者が報告し、午前セッションと同様の議論が交わされた。名古屋大学から参加した鈴木・岡野の両名は、法と交易・法と社会について扱うグループに割り振られ、法と社会の枠組みで報告を行った。鈴木は日本の社会保障法と学説・判例法理の紹介をし、岡野は日本の議員定数不均衡の問題について、最近の動向を紹介した。私達に割り振られた報告時間はそれぞれ13分で、その中で日本の詳細な議論を紹介するのは大変な作業だったが、質疑応答ではそれぞれに的を射た質問をして頂き、私達の意図した内容は少なからず伝えられたのではないかと考えている。

セッションの様子

フォーラムの終わりには中国人民大学側より、今後はフォーラムの日数をさらに長くして、それぞれの報告者により多い報告時間を割り振り、より深い議論ができるようにしたいという展望が示された。私にとっては初めての海外での学会参加となったが、多くの国々から集まった学生の幅広い議論を拝聴することができ、非常に有益な学びの機会となった。このような学会をコーディネートしてくださった中国人民大学の先生方、及び私の参加をサポートしてくださった名古屋大学リーディング大学院の皆様にこの場を借りて感謝の意を表したい。

派遣期間:2013年5月31日~6月3日
文責:岡野直幸(名古屋大学大学院法学研究科 総合法政専攻 リーディング大学院コース 博士前期課程1年)

フォーラムの様子(1)

フォーラムの様子(2)

中国人民大学前にて(右:鈴木秀、左:岡野直幸 名古屋大学大学院法学研究科 博士前期課程1年)

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