3-名大マーク5-S.png 国立大学法人 名古屋大学 法科大学院

名古屋大学法科大学院 教員と修了生から

中島朋子(弁護士)

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「名古屋大学法科大学院の学習環境」

私は、2010年度に名古屋大学法科大学院を修了し、愛知県県豊橋市で弁護士として働いています。私は名古屋大学法学部生でしたが、行政学のゼミに所属しており法律の知識が十分でなかったことから、未修者コースに入学しました。
 ふりかえってみると、名古屋大学ロースクールは様々な面から私の学習を支えてくれました。何よりも大きかったのは講義の内容が充実していたことです。司法試験に必要な科目だから法律を学ぶというのではなく、実社会で生起する法律問題を解決するために、どのように法律が使われるべきかという視点を教えていただいたように思います。毎回の授業で何十ページものレジュメを準備される先生もおられ、その予習に追われるときもありました。また、2年次以降は実務家の先生方からも実務のあり方や面白さを教えていただき、実務家になるという目標を見失うことなく日々を送ることができました。
 また、充実していたのは授業だけではありませんでした。講義内容が難しく、一度で理解できないときもありましたが、授業録画システムである「お助けくん」を利用して、授業時間中に理解できなかった部分の録画を後で再び視聴して理解に努めました。それでも内容が理解できないときは、科目ごとの弁護士チューターの授業に参加したり、友人と検討し合って理解を深めました。
 このほかにも、短答式試験対策のツールとして「学ぶくん」というシステムが用意されていたり、24時間利用可能な自習室に判例解説等の書籍が揃えられていたりと、学生が学習する環境がたいへん整っていたように思います。
 さらに、私にとって大きかったのは、志を同じくする仲間と一緒に勉強ができたことです。司法試験の合否は相対評価で決まりますので、他人の考えを聞くこと、他人の答案を評価すること、そしてそれらをふまえて自分にフィードバックすることが不可欠です。名古屋大学のロースクールでは自主ゼミが盛んで、修了生の方々にも自主ゼミのサポートをしていただけました。ゼミで仲間と討論するなかで鍛えられ、自分の実力は飛躍的に伸びたと思っています。
 このように、名古屋大学ロースクールは講義、設備、人間、いずれをとっても活気にみち充実しています。それを活かし切り、みなさんの目指す将来につなげていっていただきたいと思います。